Wantedlyのインターンに行ってきた話
インターンに行ってきました!
Wantedlyさん
Wantedlyはたくさんのサービスを提供していますが、その中でも有名なのが「Wantedly Visit」という社名を冠したサービスでしょう。
企業とユーザーが"共感"をベースに出会うビジネスSNSです。
面談イベントで初めてWantedlyの中の人とお会いして、人事の方々からインターンの話を紹介されました。
インターンを決めたきっかけは、人事の方々がとても親切でおもしろい方々だったことと、「Wantedlyの技術力は凄いぞ!」と耳にすることが多かったので「中を見て見たい!」という気持ちになったことでした。
僕のスタンス
人それぞれインターンに求めるものは違うと思いますが、僕個人はインターンのお賃金よりも、何をさせてくれるのか?という「経験」を重視していました。
なので、正直インターンの報酬は出なくても全然大丈夫派の人です。
むしろ、何もできない学生が現場に入ると邪魔なはずなのに、コードレビューなどの世話をしてくれるだけですごく有難いし、嬉しい派です。
就業型インターン in Wantedly
実際に、Wantedlyさんのインフラチームに入って2週間業務に取り組みました! 最初は「2週間は長いかなぁ...?」と思っていたのですが、終わった今なら言えます。
短いっ!!!
インターンでやったこと
今回は、セキュリティエンジニアとしてインフラチームに所属し、「コンテナベースでセキュリティを底上げして安全性を高める」という目標があったので
の2つを行いました。
技術的でないお話
First week
最初の1週間は、現場の文化や業務の進め方に慣れる、また、現場が抱えている課題を洗い出し精査するということだけで時間を費やします。
この1週間はすごく大事で、この1週間で課題を見つけて取り組まないとインターンの成果を見せることができなくなってしまいます。
ですが、そこはメンターさんを含めチームリーダの方やチームの方々のお力を借りました。皆さんの知見と普段感じている改善点や「こうした方がいいんじゃない?」という意見をもらい、課題を自分の中で決定していきました。
Wantedlyさんでは、Github Flowを採用していて、issueやコメントに調べたことの考えをまとめたりメモをとったりすることで、メンターさんやチームの方々がissueやコメントを閲覧することができるので、スムーズに意思疎通がとれました。
なので、間違った認識をしていたりするとすぐに修正してくれます!有難い...!
Second week
そして、Go conference 2019 springが開催された翌週から僕のインターン2週目が始まりました。
1週目で決定した課題を解決する為に、技術選択やどのような構成にするかということをメンターさんと考えて、手を動かしていきました。
本来はGolangを使って実装したかったのですが、時間がなかったので別の言語で実装したのが心残りです...
途中まではGolangで書いていたので、それも楽しかったですけどね!
そして、2週目の最後の日、インターン最後の日には「インターン成果発表会」をチーム内で開催してもらい、色々なフィードバックをもらうことができました。
技術的な話
あまり深くは書けないのですが、インターンに行く前の僕はこんな感じでした。
- Dockerは結構触っている
- kubernetes( 以降、k8s )はあまりがっつり触ったことはなく、概要のみ知っているレベル
- microservicesも概要レベル
- セキュリティ診断も大規模なものは経験少ない
Wantedlyさんで学んだこと
- Githubがこれまで以上に使えるようになたよ〜!
- k8sを触らせてもらって、さらにk8sやGCPについて色々教えてもらい、microservicesの理解度があがったよ!
- k8sを効率的に使うためにはどう扱うべきかがなんとなくわかるようになたよ〜!
Wantedlyさんは、開発環境をk8sで動かしていて開発するためにはk8sを触る必要がありました。
k8sを触りたいが、今まで触る環境が無かった僕は発狂して喜びました。
さらに前述したGithub Flowを利用したおかけでGithubを今まで以上に扱うことができるようになりました。
(恥ずかしながら、この時、初pull req出しました...。嬉しかったです...。)
やはり、実際にk8sを導入していて活用している環境に入るとすごくk8sという技術が理解しやすかったです。
最高の学びの機会をいただきました...。
もちろん、診断などをして診断ツールに対する理解度が深まったり、大規模なものでの実施方法など新たな知見を得られましたが、どちらかというとコンテナ技術やオーケストレーション技術に対する理解度が大きく深まりました。
最高に楽しいですね、k8s!
社内の雰囲気
オフィスはむっちゃ綺麗!
基本自分の席はあるが、誰でも使っていいオシャレな席や会議室がたくさんあって自由に使用可能。
Wantedlyのエンジニアの方々ともたくさんお話をさせてもらいました!
みなさん、だいたい技術変態さんだと思います、はい。( いい意味ですw )
技術変態さんのお話はすごくおもしろく、苦労話やGolangの話からキーボード配列の話までたくさん聞かせてもらいました!
ワイワイしてとても楽しかったです!僕もいつか変態さんになりたいです!
インターン後のお話
インターンに関しては色々な意見があると思いますが、以前、「報酬が安すぎる」みたいなものを耳にしたことがあります。
僕は前述した通り、あまりその辺りに重きを置いてはいないのですが、今回のインターンの報酬を見た時に
「えっ、こんなに貰えるの?!」
と思いました。僕は学生なので大金に思えただけかも知れませんが、おそらく「報酬が安すぎる」ことは決してないと思います。
少なくとも、最初の1週間はお荷物だった僕にそこまであげることはないと思います...。
さらに、僕は地方の南の島在住なので、渡航費や宿泊費がかかるわけですが、それも全部負担してくれました!
本当にありがとうございます!という気持ちでいっぱいです。
最後に
今回、Wantedlyさんのインターンに行ってたくさんのことを学ぶことができました。
それは技術的なことだけに関わらず、業務の進め方だったり、キーボード配列の話だったり、白金台付近の美味しいご飯だったりw
社内のみなさんも温かい目で見守ってくださり、最高に楽しい2週間を送ることができました。
Wantedlyの皆さん、本当にありがとうございました!
まだまだ僕はレベルアップしなければならないので、技術変態になれた時に、またお会いしましょう!